欲張りなこころ その2 | 結婚する・・・の??

欲張りなこころ その2

前回は、
物質的・経済的にもっと裕福だったら・・・と
妄想(暴走?)しつつも、
そんなものがなくても彼といられれば
ロケーションやコンビニエンスは関係ない、
というお話でした。

今回は、
内面的にもっとこんな人だったら・・・と
欲張るキモチについて。

ゴンとはつきあう前に数ヶ月、エイミーが片思いしてました。
(実際は両思いだったようですが、
立場上それをお互い伝え合うまではしばらくかかったのです)
その時はゴンの何もかもがステキ♪と思えたものです(^^ヾ

でも、つきあってみてからは、
もちろん会えば会うほどゴンのことが好きになる一方、
うげげ、こんなヤツだったのか・・・
と思うこともしばしば。(笑)

たとえば、先日エイミーがプチ切れしたのは、
高速で150~170kmで飛ばし、ほかの車をあおること。
サイテーでしょ?(笑)
すくなくともエイミーにとっては、サイテーでした。
これまでほかの車をあおるなんて、軽蔑してたこと。
そんなに急いでどうするの??
飛ばしたって急いでもいないし到着時間もそう変わらない。
ましてや、ほかの車をどかしてまで先を急ぐ意味はあるのか??
そんなんでちょっと風が強く吹いたら?
まわりの車がどけてくれなかったら?
事故になったときそれだけ飛ばしてたら大惨事なのは明らか。
そして、それにはエイミーだってまきこまれる。
それを予測して安全運転してくれるのがエイミーの安全でも
あるのに、ゴンはそんなことみじんも考えていないようす。
帰り道ひとっ言も口をきかず無言の抵抗をして、
帰宅後エイミーにとってどれだけサイッテーなことか
伝えました。

ひとりなら飛ばしてもいい。
だけど、友人・エイミーを乗せているときは
その人たちの安全も考えて安全運転する。

それくらいの機転を利かせてほしかったし、
利かせてくれる人だと思ってた。

なんで
それくらいの機転を利かせてくれる人じゃないんだろう?


黒エイミーがふと頭をもたげてくる瞬間です。

ほかにも、
なんでこの人、こんなサムいおやじギャグ言っちゃうの?
ヒゲそった後ローションくらいつければいーのに。
もっとオシャレなかっこうしてほしいな・・・

ま、しょーもない、どーでもいいことなんですけどねっ
(今のところ)

そういう性格的・習慣的なとこでも、
もっと~なひとだったら・・・?
ってなこと、思う瞬間ないですか??


もっと車の運転がうまかったら・・・?
もっとオシャレなレストランに連れて行ってくれたら・・・?
もっとセンスのよいお部屋だったら・・・?
もっとお金の使い方がしっかりしていたら・・・?
もっと政治・経済の話題に詳しかったら・・・?
もっとアウトドアなことができたら・・・?
もっと旅行の段取りとってくれたら・・・?

でも、
ゼッタイ自分の思い通りのひとなんていません。

~なひとだったらいいな、というのは
それは自分の価値観においてのことだから、
エイミーの勝手な願望でしかない。
勝手に望んで勝手に失望してもそれはエイミーの勝手。
愛するゴンの真の姿を見ずして、
自分の願望を押し付けているだけになってしまう。


もちろん、「価値観のちがい」でも書きましたが、
そう感じたことをお互いうまく伝え合えれば、
お互いの価値観、やり方、考え方、趣味・趣向、習慣が
リンクしあうようになり、
だんだんと同じ方向を向いていくはず。
そうやって二人にとって居心地のよい空気を、
二人にとってよしと思える習慣を、
作り上げていけばいいのだと思います。

そして、つきあっていけば、
こうしてほしいな、は増えていくでしょう。
でも、思い出して。
彼に片思いしていたころ。
彼の好きなところはあのころも今もたくさんある。
そんなすばらしい彼と一緒にいられるしあわせを忘れて
欲張りなキモチに翻弄されませんように・・・。

欲張りでなく、こうしてほしいな、というキモチは
自然なものです。
ただ、それを押し付けず、シェアする余裕。
それを持ちたいな、と思うのです。
そして、彼と一緒にいられる。
それがどんなにしあわせなことか、
それを忘れずにいたいものです。